縁結びの神様として有名な東京大神宮ですが、境内のどこかにハートマークが隠れているのをご存知ですか?

拡大してみると、

ほらね。意識してハートマークを入れたわけではないそうですが、なんだか縁結びの神様にはぴったりではありませんか。この飾り金具のくり型を「猪の目」と呼ぶそうです。これを携帯の待受けにすると願いが叶うという噂があるそうですよ。
さて、『神田春陽・金原亭馬治二人会』も今回で八回目を迎えました(平成29年8月17日)。ということは、もう八年になりますか。時の経つのははやいものです。

一席目は春陽先生の「無名の碑」。お伊勢参りを題材にした一席で、「東京のお伊勢様」である東京大神宮で読むにはぴったりの噺でした。

続いて、金原亭馬治師匠の「唐茄子屋政談」。人情噺の大作を丁寧に演じて結構でした。時間の都合で途中まででしたが、続きが聞きたくなりました。

サービスショット(?)。中入り後の出番を待つ春陽先生。ちょっとカメラを意識してはにかんでいるところがカワイらしいです(笑)。

トリの一席は「シン・ゴシャクサケ」。漢字で書くと「新五勺酒」。映画『シン・ゴジラ』に倣って片仮名で書きました、とご本人。実は三遊亭円朝作といわれる怪談噺「もう半分」を講談に移したもの。春陽先生ならではの工夫もあり、とても面白く伺いました。

お客様のアンケートをご紹介します。
・初めての講談でした。とてもおもしろかったです。機会があれば又伺いたいです。(石垣茂子様)
<講談デビュー、おめでとうございます! 我々もまたのお越しをお待ちしております。>
・とてもおもしろくてあっというまに時間がすぎました。また聴きに来たいです。(岡安直美様)
<楽しい時間はあっという間に過ぎますよね。また聴きに来てください!>
・怪談が一番面白く引きこまれました。(やっこ様)
<怖いのに引き込まれちゃうんですよね、不思議です。>
・春陽先生の「無名の碑」。とてもいい話で泣きそうになりました。
馬治師匠の「唐茄子屋政談」。人情噺にいく前を明るくさらりと。
「五勺酒」。落語の「もう半分」。春陽先生の話にひきこまれました。(さっちん様)
<硬軟とりまぜた番組をお楽しみいただき、ありがとうございます。>
・参拝の帰りに偶然気付き、入らせていただきました。とても楽しくて、また喋りが大変上手いため、情景がありありと浮かび、世界観に入りやすかったです。当日の飛び入りでしたが、とても充実したお時間、本当にありがとうございました!(ななしの花子様)
<とびこみのお客様、うれしいです。またふらっとお立ち寄りください。>
・春陽師は今年は「天一坊」を聴くことが多かったので、ちょっと変わった話が聴けてよかったです。(淺村穂高様)
<熱心なファンの方にも楽しんでいただけてよかったです。>
・足した部分がとてもこわい五勺酒でした(古性大輔様)
<同じ演目でも演者さんによってそれぞれ違いますよね。だから高座は見飽きません!>
・面白かったです(赤城鉄夫様)
<またのご来場をお待ちしております。>
アンケートご回答いただきましてありがとうございます。
- 2017/08/22(火) 10:22:45|
- 十七日寄席記録
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