東京大神宮十七日寄席
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【第127回】「鯉朝・遊馬二人会 おっさんのラブ噺」 フォトギャラリー
9月の十七日寄席は瀧川鯉朝師匠の会でした。
非常事態宣言の下、消毒、換気、ソーシャルディスタンスに気を配ると共に、お客様にもご協力いただきながら、なんとか開催することができました。
今回はゲストに三遊亭遊馬師匠を迎えて各二席ずつという贅沢な組み合わせです。
前座は鯉朝師匠のお弟子さんのはち水鯉(はちみり)さんで「寿限無」。なかなかに個性的な高座でした。
続いては鯉朝師匠。いつも東京大神宮では恋愛に絡めた落語を口演してくれる師匠ですが、今日の一席目はネタ出し、自作の「師匠の恋人」です。鯉昇師匠やご自身の話をまくらに、本題へ。落語家の恋愛を描いた物語は驚きの展開を遂げます。
続いては遊馬師匠。こちらもネタ出しの「井戸の茶碗」。“バカ”が付くほど正直な浪人・千代田朴斎と、それに引けを取らない細川家の家臣、高木作左衛門。二人の描写とやりとりが絶妙で話に引き込まれました。
前半の締め括りは、両師匠によるトーク「落語家の恋愛事情」。どんな人が落語家の“おかみさん”に向いているかなど、実体験も含め、赤裸々に語ってくださいました。
前半のボリュームに押され、この時点でかなり時間が押していました。後半は遊馬師匠で「転宅」。前半とはうってかわって、泥棒とお妾さんのやりとりをテンポよく運び笑いを取ります。
トリの鯉朝師匠は、やはり“恋”を描いた噺で「崇徳院」。独自のくすぐりもふんだんに、爆笑の一席でした。
今回のネタ帖はこちら
ん?
たしか演じていたのは「寿限無」のはず…
ご本人に聞いてみると「あっ、そうでした!間違えました!」
えーっ!!師匠含め、その場にいたスタッフ一同も大笑いでした。先が楽しみです。
以下は当日のアンケートです。
●間近で臨場感あふれる噺が観られて幸せでした。ありがとうございました。(練馬区・川口様)
<人数制限がある分、贅沢にご覧いただけたと思います。>
●めちゃくちゃ近いので緊張があって良いです。※案内に飲食について何もなかった。うっかり飲んでゴメンなさい!(中野区・伊能様)
<ご協力いただきありがとうございます。案内不足でご不便をおかけし、申し訳ありませんでした。今後の参考にさせていただきます。>
●はち水鯉のジュゲム、何回言ったのでしょう。面白かったです。恋愛問題、細川家の茶碗、面白かったです。トークも面白かった。大小のコンビもよろしい。盗人の話、大変でした。若旦那の恋わずらいもすばらしかった。(板橋区・押小路秀麿様)
<大柄で後輩の遊馬師匠が、小柄で先輩の鯉朝師匠に「兄(アニ)さん、兄さん」と話しかけているのがなんとも微笑ましかったです。)
●キャンドルナイトは残念でしたが、寿限無聞いた事がありますが、はち水鯉さんの方が断然よかったです。遊馬さんは面白い、さすがうまい。鯉朝さん初めてですが面白かったです。(板橋区・よかおなご様)
<前座さんの成長を見届けるのも落語の醍醐味の一つですよね。>
以上、ご協力ありがとうございます。
2021/10/16(土) 22:07:52
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