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東京大神宮十七日寄席

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【第123回】「第74回 桂やまと独演会」  フォトギャラリー

 四月の十七日寄席は「桂やまと独演会」でした。
 あいにくの雨模様で窓開けが覚束ない中、空調や換気扇などで換気に努めながらの開演です。 
 一席目の「粗忽長屋」ではそそっかしい江戸っ子二人が思い込みで大暴走。

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 続けての二席目は「禁酒番屋」。低音で美声のやまと師匠が演じる侍はいつもイケメンです。こちらもテンポよくさらりと笑わせてくれました。

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 中入りを挟んでの後半は、ネタ出し演目の「五百羅漢」でした。

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 昭和の名人六代目三遊亭圓生が演じたそうで、やまと師匠はその弟子の現三遊亭円窓師匠から教わったそうです。珍しい噺の掘り起こしなどにも精力的な円窓師ならではの貴重な噺を、夫婦の情愛たっぷりに演じ、やまと師匠の人柄も相まって味わい深い情感たっぷりの一席でした。

 今回のネタ帖はこちら

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 以下は当日お答えいただいたアンケートです。

 ●雨のため大神宮のライトアップが見られず、残念でした。師匠の噺はいつも元気いっぱい、パワー全開で元気づけられます。(ねこじゃらし様)
 <ライトアップをご覧いただけず残念です。次回は是非ご堪能ください。>

 ●縁起の良いこの佳き日に、やまと師匠の高座を愉しみに参りました。コロナ禍のうつうつとした気分が払拭出来、笑って爽快な気分です。有難うございました。(大竹様)
 <天気は雨でも気分は爽快!嬉しいお言葉、ありがとうございます。>

 ●寄席を観るきっかけとなったやまと師匠の寄席は、その場に居合わせているようにひきつけられます。(内島様)
 <次回はまた違う噺でお待ちしております。>
 
 ●笑ってしばらく世の中の状況を忘れました(H.M.様)
 <特別なひと時を味わっていただけて良かったです。>

 ●時節にあったお酒の話で(なんだか昔も大変だったなあと感じ)笑うばかりです。※換気も気をつけていただきありがとうございました。(KEN様)
 <確かに、今の時代に通じるものがありますね。お心遣いのお言葉、ありがとうございます。>

 ●毎回楽しみにしています。今回は生憎と“マン防”のせいで、お開きの後に一献傾けられませんでしたが、やまと師の噺(禁酒番屋)をサカナに、今夜は自宅で飲むことにします。(中央大学学員体育会様)
 <皆で楽しいお酒が飲める日は早く戻ってくることを祈るばかりです。>

 以上、ご協力ありがとうございます。
  1. 2021/05/20(木) 12:05:50|
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