東京大神宮十七日寄席
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【第104回】「春陽・馬治二人会」フォトギャラリー
9月17日は神田春陽・金原貞馬治お二人の会でした。
一席目は春陽先生で「荒大名の茶の湯」
茶会に招かれたが作法を知らない大名たちは心得のある者をそっくり真似たり重なる失態で茶室はしっちゃかめっちゃか。春陽先生の所作も相まって、大笑いの一席でした。
二席目は馬治師匠、ネタ出しの「英国孝子ジョージスミス之伝」です。
イギリスの地名人名を日本のそれになぞらえて物語は進みます。馬治師匠いわく、全て演じると7~8時間もかかるという長い物語だそうですが、この日は序の一端でした。それでも円朝ならではの凄惨場面もあり、熱演を見せてくれました。続きが気になる一席でした。
中入りを挟んで後半は春陽先生ネタ出しの「八丈島物語」です。
関ヶ原の戦いで西軍として敗れ、八丈島に流罪となった宇喜多秀家をめぐる物語です。武将たちの運命は明暗分かれましたが、互いに尊敬の念を忘れず、秀家にも光が差します。じっくりと聞かせながらも所々雑談を交え、楽しく充実した高座でした。
今回のネタ帖はこちら
当日のアンケートのご紹介です。
●聞いたことのない話ばかりで非常に楽しかったです。(世田谷区・遠藤様)
<珍しい演目に接するのは嬉しいことですよね。こちらも勉強になります。>
●久し振りに楽しませて頂きました。いつもながら素晴らしい講談でした。(佐倉市・古屋様)
<ご来場ありがとうございます。どれも聴きごたえのある高座でしたね。>
●とても楽しい時間を過ごさせていただきました。(千葉市・嶋田様)
<お楽しみいただけて何よりです。またのご来場をお待ちしております。>
●とてもおもしろかった。また、お願いします。(世田谷区・柴生田様)
<こちらこそまたよろしくお願いします。>
●次世代の講談を担うのは春陽先生、貞橘先生、鶴遊先生であろう。それぞれ異なる趣の講談(話芸)である。お客はそれぞれフィーリングの合う先生の語りを聴くとよい。(渡辺様)
<魅力あふれる中堅・若手が続き、この先の講談も楽しみですね。>
ご協力ありがとうございました。
2019/09/23(月) 15:02:12
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