新年最初の十七日寄席は毎年恒例、瑞姫さんの浪曲の会でした。
三遊亭白鳥作「任侠流れの豚次伝」を、1年に2話ずつ語り続けてきましたが、今年は4回目、いよいよ来年は完結します。
まずは第7話「悲恋かみなり山」。豚次に焦がれるアライグマのオスカルの、美しい愛と悲しい定めが涙すら誘います。

衣装は初春らしい、美しいお着物でした。
お召替えでの第8話は「チャボ子絶唱」
流山動物園の仲間、チャボ子が、豚次のために大活躍します。

チャボ子

今回の教室は、浪曲の作り方。「黒田武士」の台詞を題材に、瑞姫さん独自の研究成果を惜しげもなくご披露くださいました。お客さんも皆さん声出して、楽しんでいらっしゃいました。こういうのはせっかくですから、恥ずかしがってないでやっちゃうのが一番です。

お疲れのところネタ帖をつけてくださっている瑞姫さんの一枚です。

で、そのネタ帖がこちら

今回もアンケートにご協力いただきました。
●また来ます(匿名様)
<お待ちしてます。>
●ストーリーがおもしろすぎる(匿名様)
<三遊亭白鳥作、瑞姫演出・口演の名作ですね。>
●CDが欲しいです。(横須賀市・池野様)
<そんな話も出ていました。お買い上げ第一号ですね!>
●浪曲教室はためになりました。次回も来ます。今回で三回目です。(足立区・荒井様)
<次回の浪曲教室も気になりますね。>
●初めて浪曲というものを聞かせて頂きました。母が瑞姫さんの浪曲をラジオで聞き、すっかりファンになりました。(川崎市・レろぷにリ様)
<浪曲としてはかなり異色だとは思うのですが…(笑)いろいろ聴いて楽しんでくださいね。>
●新作も大変楽しめました。一つ、稲荷は神社だと思うのですが、お紺(?)が真言を唱えるのは不思議です。(文京区・北山様)
<稲荷も大師もありがたいですね。これから金比羅へ向かいます。>
●本日も豚次伝2席+浪曲教室、楽しい口演でした。気が早いようですが、来年1月17日、豚次伝完結(2回目、木馬亭以来)楽しみにしています。CD発表(できれば全10回)期待しています。9月ラジオ出演もよかったです。(鶴ヶ島市・大久保様)
<こちらにも熱心なファンの方がいらっしゃいました。CD、実現しますように。>
●以前から東京大神宮というところに興味があり、3年目にしてやっと来られました。明るいうちにまずお参りをし、暗くなってkらキャンドルを見せていただきました。浅草木馬亭のにぎわいとはまた違った神聖な空気を感じました。こじんまりとした会場、お客様はどんな感じかなど気になっていましたが、珍しく新作物の楽しい演目、現代的なオチ?が飛び出したりと大変楽しかったです。最後の浪曲の作り方は難しかったですが、楽しく歌わせていただきました。(墨田区・更科斗紫輝様)
<力作のアンケート、ありがとうございます。お参りからのキャンドル、演芸。当会の完璧な楽しみ方です!>
以上、ご協力いただきました皆様、ありがとうございます。
- 2020/01/25(土) 12:43:43|
- 十七日寄席記録
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