11月の十七日寄席はおなじみ、桂やまと独演会でした。
まずは当日のネタ帳から。

他会場と合わせて毎月開催されている独演会なので
やまと師匠の熱心なファンの皆さんで会場はいつも満席。
この日は会社帰りのサラリーマンの方が多かったようです。
最初の出囃子をかけ間違えてしまい、師匠に高座でいじられてしまいました。大変申し訳ありません!
一席目は「初音の鼓」。

正式に鼓を習っている師匠は
11月1日より各寄席をまわっている「二代目立花家橘之助襲名披露興行」にも出演中。
落語の中でも鼓を打つ仕草がありますが
さすが本寸法、決まってます。
続けての二席目は「不動坊」

“男の嫉妬”を滑稽でにぎやかに演じます。
中入りをはさんで後半は「中村仲蔵」をたっぷり。
黒紋付が空気を引き締めます。

世襲でないにもかかわらず努力で名人までのぼりつめた、江戸時代の実在の歌舞伎役者・中村仲蔵が
目立たない役に演出を施し見事成功したという噺。
いつもは小柄でかわいらしいイメージのやまと師匠ですが
今回は違いました!
通り雨に降られて雨宿りをしているところに飛び込んできた一人の侍
その形から役の演出を思いつきますが
この侍がかっこよかった!!

セリフも声も顔も仕草も、すべて決まってました。
次回の桂やまと独演会は来年4月です。お楽しみに!
以下はアンケートです。
いつもご協力いただきありがとうございます。
●初めての寄席でしたが、とても楽しませていただきました。また次回も足を運びたいと思います。(横山様)
<初めてのご来場、ありがとうございます。当会は毎月開催しておりますのでお気軽にお越しください。>
●やまとさんの落語を東京大神宮さんで聞いてから、運勢が上昇した気がします。ありがとうございます。(市川様)
<落語を楽しんだ上に運勢まで上がるなんて、素敵すぎます!これは広く世間に広めねばなりません!>
●やまとさんのよく通る声、よかった!(鮫島様)
<やまと師匠の声は私も大好きです。>
●今まで経験が無かったのですが、引き込まれました。(伊藤様)
<素晴らしい高座でしたよね。今後もご贔屓によろしくお願いいたします。>
●素晴らしい中村仲蔵でした。下の息子も大喜びでした。U23割を使わせていただきありがとうございました。またぜひ聴きたいと思います。(名島様)
<U23割はやまと師匠独演会限定のお得な割引ですね。楽しんでいただけて良かったです。>
●終わった後しばらく余韻で動けませんでした。素晴らしい落語をありがとうございました。(旅メガネ様)
<こういう瞬間のために落語を聞いているんだよな、と思わせてくれる高座でした。またのご来場お待ちしております。>
●本日もた~~っぷり楽しませていただきました! やまと師匠の鼓を構える姿が“流石~”と見惚れていたら、粋な台詞に笑いのツボを突かれました。いつもいつも元気をもらっています。中村仲蔵も本当に好きな世界でした。思わずこみあげてくるものがあり、ぐっときてしまいました。また明日から気分爽快に過ごしていけそうです。ありがとうございました。(さわたんたん様)
<いつも丁寧なご回答、ありがとうございます。来月もご来場お待ちしております。>
- 2017/11/21(火) 22:05:12|
- 十七日寄席記録
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