8月の十七日寄席は、講談の神田春陽先生と落語の金原亭馬治師匠の二人会をお送りしました。前日まで雨の予報が出ていましたが、当日は天気も回復。帰る頃には月がキレイに見えたようです。
一席目は春陽先生の「度々平住込み」。こちらは「寛永三馬術」という講談の一説です。度々平という人物の大らかな個性が、春陽先生から伝わってきました。

二席目は馬治師匠の「井戸の茶碗」。噺に出てくる女性の色っぽい仕草から「お色気ワンポイント」を指南したりして、真面目な中にユーモアも感じます。

お仲入りのあとは、再び馬治師匠で「風呂敷」。女房を相手に知ったかぶる勘違いの諺も、馬治師匠の口から飛び出すと一層笑えますね。

最後は春陽先生の「四谷怪談」。緊張感漂うシーンにポロッと入れる笑いが絶妙で、「やられた!」という感じで楽しめました。

こちらが当日の根多帳です。
四谷怪談「ザ・パンプキン」!?春陽先生のオリジナルですね。

最後にアンケートからお客様の声をご紹介します。
アンケートにご協力下さった皆様、ありがとうございます。
●祖父が十七日寄席のファンで、幼い頃、一緒に連れてきてもらいました。今回はタイミングが合ったので、仕事終わりに一人で来ました。馬治さんの一席は、情景が思い浮かんできて、話に引き込まれました。どうもありがとうございました!(川上様)
<素敵な思い出ですね。ご祖父様からの御縁、とても嬉しく思います。ありがとうございます。情景が思い浮かぶのは馬治師匠の話力もありますが、川上様の想像力も大きいと思いますよ!>
●初めて来て、場所が判らず戸惑いました。いい会ですね。また来ます。(赤城様)
<迷われてしまったのですね。解りにくく、申し訳ございません。やっと着いたと思ったら、さらに階段が待っていて...恐縮です。春陽先生、馬治師匠、熱心に聴いて下さるお客様のお蔭でいい会になりました。またお待ちしております!>
●今日も面白かったです。(福井様)
<春陽先生のご贔屓様ですね。ありがとうございます。続きが聴きたくなりますね。>
●よかった!(栗原様)
<かわら版で見て、お越し下さったんですね。ありがとうございます。場所はすぐにわかりましたでしょうか?毎月十七日に開催しておりますので、これからもかわら版でチェックしていただけたら幸いです。>
●夏らしい噺でとても楽しかったです。(片井様)
<怪談噺、夏の間に一度は聞いておきたいですね!>
●一年ぶりに来ました。楽しかったです。(中館様)
<再びのご来場、本当にありがとうございます。楽しんでいただけて何よりです。>
●おもしろかった(伊藤様)
<ご友人様のご紹介でお越し下さったんですね。ありがとうございます。現代の笑いとは一味違う面白さを堪能していただけたようで、良かったです。>
●聞き応え、充分でした!二人の熱演、すばらしい!(クマガイ様)
<たっぷり四席!それぞれが選んだ噺も順番も良かったですよね。まさに熱演でした!>
●仕事のあと、あまりの暑さにうっかり帰りそうになりましたが、大神宮まで来た甲斐がありました。(西南様)
<春陽先生のツイッタ―でお越し下さったのですね。ありがとうございます。当日は、雨の心配はなくなりましたが、暑かったですね。うっかりお帰りにならなくて、良かったです!>
- 2016/09/04(日) 09:51:31|
- 十七日寄席記録
-
-
| コメント:0