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東京大神宮十七日寄席

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【第六十六回】入船亭扇蔵独演会フォトギャラリー

7月の十七日寄席は、入船亭扇蔵師匠の独演会をお送りしました。当日は、多くのお客様がお運び下さり「札止め」となりました。会場には、着物や浴衣のお客様もいらして、夏らしい雰囲気となりました。ありがとうございます。

一席目は「たがや」。マクラでは掛け声の話が出ました。相撲や歌舞伎、花火などの掛け声です。それが、「たがや」の最後とつながっていて、何倍も楽しめました。

66_01扇蔵

続いて、前座の入船亭辰のこさんで「代書屋」。来年5月に二つ目への昇進が決まっているそうです。舌を巻いた面白い発音も織り交ぜ、辰のこさんらしい明るい高座でした。

66_02辰のこ

三席目は「たちきり」。途中、三味線の音が流れる演出があり、またその音が絶妙なところで止むので効果絶大!満員のお客様の意識がひとつになったのを感じました。

66_03扇蔵

仲入りを挟んで、最後はネタ出ししていた「青菜」。当寄席3回目の登場となる師匠ですが、過去2回は冬の時期でした。今回、夏の時期への出演を希望され、「青菜」の口演へと至りました。

66_04扇蔵

こちらが当日の根多帳です。辰のこさん直筆!

66_05ネタ帳

最後に、アンケートの中からお客様の声をご紹介します。
アンケートにご協力くださったみなさま、ありがとうございます。

●扇蔵さんの2つ目の落語に惹きつけられました。落語にあまり詳しくなく、最初の方は面白いお話なのかと思っていましたが、その展開に夢中で聞き入っておりました。もの悲しいお話でしたが、これまで聞いた落語の中で、一番好きだと思いました。(ラムちゃん様)
<「たちきり」という演目ですね。「たちぎれ」や「たちぎれ線香」と呼ぶ場合もあるそうです。三味線の演出が最高でしたね。一番好きと思える噺に出合っていただけて、良かったです!>

●初めて落語を生でみたのが扇蔵さんの落語で、落語ってこんなに面白いんだ!ということを知りました。扇蔵さんの落語の芝居はとってもリアルで引き込まれてしまいます。3つ目の演目、とくに夢中になってしまいました。4つ目の「青菜」めっちゃ笑いました。来てよかったです。(ハイドロシャイン様)
<扇蔵師匠とご縁があるんですね。落語の面白さを知ったときの喜び、私も同じでした!3つ目の「たちきり」、人気ですね!>

●扇蔵さんの2つ目のお話、とても切なくて救いが欲しくなるくらい、引き込まれていました。かなしいお話は苦手だったのですが、なぜか聞きたくなる話でした。「たがや」2回目ですが、先生がその場でアドリブを微妙に変えていらして、落語ならではのライブ感を、また一つ学ばせていただきました。辰のこさんの落語も独特で面白かったです。(ユニコ様)
<手紙しか伝達方法がない時代の切なさですね。1回目に聞いた「たがや」と今回の変化にお気づきになられて素晴らしいです!辰のこさんの、履歴書の発音が面白かったですね。>

●「青菜」がとても面白かったです。たがや以外、初めて聞いたネタばかりだったので、知っているネタが増えて嬉しかったです。(川上様)
<知らないネタに出合うと満足度も倍増しますよね。青菜の聴き比べも楽しいですよ!>

●上京し、時間があったのでかわら版を見たら、会場の近くに来ていたので師匠にTel、チケットゲット。クーラーがチト効き過ぎていましたが、笑わせて頂きました。長く続けて欲しいところです。チャンスがあったら、また聴きたいです。(矢島様)
<その行動力に拍手です!行動力があると、得るものも多いでしょうね。クーラーが効き過ぎてしまい、申し訳ございません。体調を崩されていませんように。当寄席は毎月17日に開催していますので、ぜひまたお越し下さいませ。平日は夜の開催になります。>

●「たちきり」が良かった。(堀口様)
<今回お客様から大好評です。扇蔵師匠の得意ネタのひとつに入りそうですね!>

●楽しませていただきました。(小田桐様)
●かなしい落語もあることがわかり、落語の興味が増しました。楽しませていただきました。ありがとうございました。(小田桐様)
<落語っていうと、滑稽噺のイメージが強いですものね。興味が増したところで、どんどんハマってくださいね!>

●小さな会のわりに、とても楽しい会でとても良かったです。(平林様)
<嬉しいお言葉をありがとうございます。定員50名の小さな会ですが、そのぶん高座の距離が近いと好評をいただいております。楽しんでいただけて良かったです。>

●話が3つ。全てそれぞれの特徴があって、良かったです。2話目は、この様な落語もあるのかと驚きました。(野村様)
<番組の構成も、噺家さんのセンスの見せどころですよね。2話目は代書屋のことでしょうか?現代的で、ちょっと異質ですが面白いと思います。>

●羽織を脱ぐチャンスについて...よくわかりました。本日の三席目。役者のカラーを演ずる難しさを、よくこなしておられましたね。ご苦労様でした。次回、楽しみにしております。(野村様)
<羽織をはじめ、今回はマクラから幅広い知識を得られることが出来ました。扇蔵師匠は来年も登場しますので、ぜひお越し下さいませ。>

●いつもありがとうございます。ライブの良さを堪能しました。人の佇まいや振る舞いの素敵なことを改めて気付くことができました。素敵な時間をありがとうございました。(さわたんたん様)
<何度も足をお運びいただき、ありがとうございます。気付くも気づかないも、その人次第ですよね。さわたんたん様の"素敵アンテナ"が磨かれているのだと思います!

●聞いていて、どんどん引き込まれていくものばかりでした。本当に楽しかったです。色んな種類の噺を聞くことができて、学ぶことができました。本当にありがとうございました。(吉岡様)
<今回は、2時間という長さを感じさせない番組構成でしたね。引き込まれるのもライブならではだと思います!>

●青菜、面白かったです!一つひとつの仕草がとても勉強になりました。(ひらぽん様)
<仕草が美しい人って男女問わず憧れますよね。ひらぽん様も仕草を意識して輝いちゃいましょう!>

●たちきりの噺が、最後まで泣けるものと知らず、オチの笑い所を待っていましたが、途中、こらえ切れず泣いてしまいました。落語にもたくさんの種類があって、とても面白かったです。(橋倉様)
<予備知識を持たずに聴くのもいいですね!滑稽噺、人情噺、芝居噺、怪談噺と色々ありますから、興味が尽きないですね。>

●「たちきり」という題材、BGM(三味線の)が使われていて、とても新鮮でした。素敵な落語、ありがとうございました。細かい仕草、とても勉強になりました!(江島様)
<三味線の演出は、臨場感が増して私はドキドキしました。。仕草の素敵な噺家さんは目が離せませんね!>
  1. 2016/08/05(金) 09:43:28|
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