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東京大神宮十七日寄席

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【第六十回】瑞姫さんの会 フォトギャラリー

平成28年、本年"初"の十七日寄席は、当寄席"初"登場となる浪曲師・瑞姫(たまき)さんの独演会をお届けしました。
いつもと違う華やかな高座、客席には着物姿のお客様も。新しい年を感じさせる雰囲気のなか幕開けです。

時には人形劇や落語などとコラボレーションして、浪曲を広めていらっしゃる瑞姫さん。今回は、三遊亭白鳥師匠の創作落語『任侠 流れの豚次伝 全十話』から二話を口演していただきました。まったく想像のつかなかった「落語と浪曲のコラボ」ですが、和製ミュージカルのようで実におもろろい!瑞姫さんの表現豊かな声に魅了されました。

60_01瑞姫

つづいて、ゲストの岡大介さん。
カンカラ三線の伴奏にのせて、大正・昭和演歌を歌ってくださいました。空き缶でできた三線は一見おもちゃのようですが、その音色は本格的。『骨まで愛して』を一緒に歌ったり、現代の演歌の元と言われている、政府批判を歌に託した『演説歌』などで楽しませていただきました。

60_02岡大介

仲入りを挟んで『任侠 流れの豚次伝』からもう一席、『天王寺代官切り』がかかりました。
次々と現れる登場人物(動物)を一瞬で演じ分ける瑞姫さん。人間のように立ち振る舞う動物の姿が容易に想像できるのです。三味線を演奏する曲師の合いの手も個性的で、場面に合わせた演出を楽しめました。

60_03瑞姫

こちらが当日の根多帳です。

60_04ネタ帳

最後に、アンケートからお客様の声をご紹介します。アンケートにご協力下さったみなさま、ありがとうございました。

●今回の取り合わせは抜群に良いですね。(磯部様)
<浪曲を聴き入った後に、カンカラ三線で顔も体も緩める。確かにすごく良かったです!>

●瑞姫さんの豚次伝は、最初から12月木馬亭公演まで聴いています。毎回ネタおろしで迫力満点の公演でしたが、再演を聴く機会がなかなか無かったので、今回は二話聴けて良かったです。さらに楽しく、面白くなって本当に楽しかったです。「十七日寄席」で全十話を公演するとのこと。全て来るつもりで楽しみにしています。4/10の木馬亭も期待しています。(大久保様)
<最初からですか!貴重な記録ですね。二回目だとこちらも余裕を持って聴けそうですね。当寄席での再演も皆勤賞を目指して下さいね。>

●人生初の浪曲でした。とても楽しかったです!有難うございました!(匿名様)
<「初めて」の時に楽しめたかどうか?は重要ですものね、それは良かったです。昔ながらの浪曲も聴いてみてくださいね!>
  1. 2016/01/04(月) 05:38:32|
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