平成27年5月17日の十七日寄席は、桂やまと師匠の独演会(第6回)が行われました。
風薫る5月。青葉若葉の香りを含んだすがすがしい風は実に気持ちがよいものです。晴れ渡った青空の下、定員を超える大勢のお客様にご来場いただきました。

出囃子「三社祭」とともに、やまと師匠が颯爽と登場。会場は大きな拍手に包まれました。
まずは、ご挨拶。今年、師匠は厄年(大厄)にあたり、1月に東京大神宮で厄除けのご祈祷を受けたことを皆様にご報告しました。そして、2カ月に1度のペースで行っていた独演会を今後は毎月行うとのうれしいお話もあり、お客様は大喜び。

一席目は「転失気」、初演です。知ったかぶりの和尚さんと、いたずら好きな小坊主さんの掛け合いがおもしろくてお客様の笑いがとまりません。続いて二席目は、色気の中にユーモアが漂う「短命」です。

仲入りを挟んで、三席目は「御神酒徳利」。出囃子「鞍馬」にのって登場です。
初演ということで、お客様の期待も高まります。

お客様の期待に応えるかのように、師匠も気合が入っています。

こちらが当日のネタ帳です。

最後に、アンケートからお客様の声をご紹介します。
●この会場は2度目です。今日もめいっぱい楽しみました。(直久様)
<お楽しみいただけてうれしいです。9月17日には「第8回やまと独演会」が行われます。3度目のご来場をお待ちしております。>
●話のはこびが大変スムーズで気持ちよく聞くことができました。これからの活躍を期待します。(中西様)
<聞き取りやすくて、よく通る声も大きな魅力ですよね。さらなるご活躍を期待しましょう!>
●伺うたびに素晴らしくなられてうれしいです。所作がますますよくなられて、目が生き生きとして素晴らしかったです。(福﨑様)
<そうですね。一段と芸に磨きがかかり魅了されます。>
●毎回違う演目を公演してくださるので楽しみにしております。いつも一生懸命なので伝わってきます。これからも頑張ってください。(福田様)
<会場で配布された「2015年やまと独演会一覧」によりますと、9月の十七日寄席では「船徳」と「ざるや」が初演とあります。待ち遠しいですね。>
アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました。
- 2015/05/25(月) 15:00:17|
- 十七日寄席記録
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