【第三十八回】蔵出しと掘り起こし。

落語大好き!十七日寄席スタッフの関です。ここ数日、あちこちで桜の開花情報を耳にしますね。東京大神宮に月替わりの祈願絵馬があるのをご存知ですか?「花祈願絵馬」といって、月毎に絵柄のお花が異なる12種類の絵馬です。こちらの絵馬、3月は桜です!

そして今月の落語にも桜が登場しました。出演の一之輔師匠が選んだ桜のネタはこちらです。

38_01ネタ帳

「花見酒」でした!

開口一番は前座の一力さん。十七日寄席では何度か拝見しています。出演者から信頼されている前座さんなんですね。
 
38_02一力

お待ちかねの一之輔師匠は「花見酒」と「泳ぎの医者」を二席続けて。花見酒では、売り物として手に入れたお酒がいかに美味しいかを伝える描写の面白いこと!面白いこと!お腹の中に入った後まで想像して飲食したら楽しいですね。
 
「泳ぎの医者」は明治期の落語・講談速記本『百花園』から掘り起こしたそうです。あるホームページで知ったのですが、医者の名前である「山井養仙(やまいようせん)」は、「甘井羊羹」とともに、典型的な落語世界の藪医者名だそうです。ダジャレになっていて、「病よう(治)せん」なんですって!一之輔師匠が原作のどこをどうアレンジしたのかはわかりませんが、笑いのツボが散りばめられた一席でした。
 
38_03一之輔

お仲入りを挟んで「天災」。某書籍のインタビューで「好きなネタ」として答えていたようです。大師匠八代目正蔵、師匠柳朝、そして一朝師匠へと継承されているネタだからみたいですね。八五郎が、日頃いかに喧嘩をしているかが伺える場面もあって、登場人物の個性がイキイキとしていました。
 
38_04一之輔

以上三席。お客様は大満足だったのではないでしょうか?
 
最後にアンケートの中からお客様の声をご紹介します。アンケートにご協力下さった皆様、ありがとうございました。
 
●泳ぎの医者は、百花園からずっとテンポ良く爆笑!天災もすごい!(まーさん様)
<マクラから一之輔ワールド全開!って感じでしたよね。>
 
●この会で一之輔師匠を観たのは何年前だったでしょうか。前座さんが小辰さん(当時、辰じん)だったと思います。今日、花見の仇討ちでなければいいと思っているのですが...。結果、珍しい噺が聴けて何よりでした。天災も久し振り。女性に人気がないとだめですね。(男としてちょっと腹立つけど...)満足して帰ります。(maybe0119様)
<素晴らしい記憶力ですね!前座さんが辰じんさんだった会は2012年の7月です。花見の仇討ちは直近でお聴きになったのでしょうか。率直なご感想、男らしいです!>
 
●聞き易い会場でした。面白かったです。(後藤様)
<ありがとうございます。定員50名という規模、ご好評をいただいております。場所はすぐにお判りになったでしょうか?またのお越しをお待ちしております。>
 
●普段聞けない噺を聞けて良かった。(Sunday ong 様)
<それは良かったです!満足度倍増ですね。>
 
●楽しく笑ってしまった。(深沢様)
<大いに笑って下さいませ。笑って福を呼び寄せましょう!>
 
●師匠が難しいと言っていた「天災」が聴けてよかったです。(杠様)
<師匠のインタビュー記事など、よくお読みなんですね。難しいと感じているとは思えないほど、満足の一席でしたよね。>
 
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