11月の十七日寄席は桂やまと師匠の独演会でした。
枕は長唄の名取になったお話。名披露目の会へむけての苦労や、その会で大師匠・古今亭志ん朝の出囃子「老松」を演奏することなどに触れました。
一席目は「熊の皮」。落語ではお馴染み、かかぁ天下の夫婦の笑いです。本来はアダルトなさげオチなのですが、近年は演出が変わり、今回もみんなで笑える楽しい一席でした。

続けての二席目は「四段目」。上方(大阪)では「蔵丁稚」という演題です(私はこっちの方が気入ってます)。本格的に邦楽を習い始めてから、歌舞伎を見る目が変わったというやまと師匠。劇中劇の芝居の場面もたっぷり演じ、丁寧な台詞や仕草など、見ごたえがありました。さすが名取りです!
中入りをはさんでトリの一席は「宿屋の仇討」。機嫌の悪い侍と騒がしい江戸っ子三人の対比が面白く、間に入る宿屋の男が噺のテンポを整えます。ぐっと引き込まれ、パッと笑いの起こる、素晴らしい一席でした。

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アンケートもいただきました。
●たっぷりたのしみました。ありがとうございました。(直様)
<本当にどれもたっぷりな三席でしたね。こちらこそありがとうございます。またのご来場をお待ちしております。>
※当日は満員のお客様でしたが、やまと師匠の会はシャイな方が多い様です(笑)。
後日やまと師匠から、長唄に関して素敵なメッセージをいただきました。(以下抜粋)
「長唄は落語とは直接的な繋がりがないように見えて、演者の一人として知識や間の取り方に非常に影響を与えてくれていることを実感しています。
囃子方は「掛け声」がとにかく大事で、発声だけでなく、息を詰めなければ掛け声にならない箇所や、同じ「ホー イヤァ」でも歌詞の情景をふまえて強弱が必要です。常に間に気をつけ、そして曲のメリハリをつける……これも見事に落語とリンクしています。
師匠初寿三の薦めもあり、(一社)長唄協会にも名取を機に入会させていただきました。落語界におきまして、太鼓・鼓の邦楽囃子で名取になっているのは東西合わせても二人だけです。上方の桂米左師匠、そして桂やまとです。東西に一人ずついることになります。どちらも望月流です。
これからも噺と同様に長唄を真剣に学び続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。」
- 2019/12/15(日) 12:33:11|
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10月の十七日寄席は立川吉幸師匠、5月に真打となって初めての会でした。
競輪の営業の話や台風での出来事など、身近な話題でたっぷりのまくらです。
1席目は「真田小僧」。利発な子どもが親をやりこめる噺はいくつもありますが、この噺もその一つ。通常寄席等では前半で切ってしまうことが多く、演目の由来である講釈の件まで演ることは希ですが、この日は振りから下げまでたっぷりと聞かせてくれました。

続けて2席目は、やきもちの枕から、亭主への嫉妬を描いた「権助魚」に入りました。権助の野暮ったさが大きく描かれ、笑いの絶えない高座でした。

中入り後の1席は「短命」。察しの悪い八っつぁんに短命の理由をあの手この手で気付かせようとする中には、かなりキワドイ台詞があったのも今宵ならではの一興でした。

この着物も競輪の柄ですね。
以前より確かな実力の吉幸師匠、いずれをとっても熱演、充実、満足の3席でした。入門から22年、噺家としては数奇な運命の末、ついにたどり着いた真打の座。その姿に万感込み上げるものがありました。今後の益々のご活躍を祈念して止みません。
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以下は当日のアンケートです。
●吉幸さんの十七日寄席、毎回楽しませて頂いております。今日もパワフルなご隠居と八っつあんの掛け合いに満足いたしました。(新座市・餃子ブルエン様)
<迫力と爆笑の、すばらしい高座でしたね。また次回もご来場をお待ちしております。)
●とても良かったです。(足立区・宇賀神様)
<ご来場ありがとうございます。どれも素敵な高座でしたよね。またお越しくださいね。>
次回は来年の2月。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
- 2019/10/27(日) 11:16:22|
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9月17日は神田春陽・金原貞馬治お二人の会でした。
一席目は春陽先生で「荒大名の茶の湯」

茶会に招かれたが作法を知らない大名たちは心得のある者をそっくり真似たり重なる失態で茶室はしっちゃかめっちゃか。春陽先生の所作も相まって、大笑いの一席でした。

二席目は馬治師匠、ネタ出しの「英国孝子ジョージスミス之伝」です。

イギリスの地名人名を日本のそれになぞらえて物語は進みます。馬治師匠いわく、全て演じると7~8時間もかかるという長い物語だそうですが、この日は序の一端でした。それでも円朝ならではの凄惨場面もあり、熱演を見せてくれました。続きが気になる一席でした。
中入りを挟んで後半は春陽先生ネタ出しの「八丈島物語」です。

関ヶ原の戦いで西軍として敗れ、八丈島に流罪となった宇喜多秀家をめぐる物語です。武将たちの運命は明暗分かれましたが、互いに尊敬の念を忘れず、秀家にも光が差します。じっくりと聞かせながらも所々雑談を交え、楽しく充実した高座でした。
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当日のアンケートのご紹介です。
●聞いたことのない話ばかりで非常に楽しかったです。(世田谷区・遠藤様)
<珍しい演目に接するのは嬉しいことですよね。こちらも勉強になります。>
●久し振りに楽しませて頂きました。いつもながら素晴らしい講談でした。(佐倉市・古屋様)
<ご来場ありがとうございます。どれも聴きごたえのある高座でしたね。>
●とても楽しい時間を過ごさせていただきました。(千葉市・嶋田様)
<お楽しみいただけて何よりです。またのご来場をお待ちしております。>
●とてもおもしろかった。また、お願いします。(世田谷区・柴生田様)
<こちらこそまたよろしくお願いします。>
●次世代の講談を担うのは春陽先生、貞橘先生、鶴遊先生であろう。それぞれ異なる趣の講談(話芸)である。お客はそれぞれフィーリングの合う先生の語りを聴くとよい。(渡辺様)
<魅力あふれる中堅・若手が続き、この先の講談も楽しみですね。>
ご協力ありがとうございました。
- 2019/09/23(月) 15:02:12|
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8月17日は講談の一龍斎貞友先生の会でした。
当日は酷暑にもかかわらず、貞友先生のファンで満席になりました。
お待ちかねの一席目は古典「無筆の出世」。低い身分から勘定奉行まで上りつめた、松山伊予守治助の出世譚です。

一席を終えて、十七日寄席世話人の大友浩とのトーク。長年の付き合いがある二人の掛け合いに笑いが起きます。

続いては大きな絵本「おこだでませんように」の読みがたりです。声優としても活躍する貞友先生の語りで、ほっこりと感動が広がりました。

中入りを挟んで後半は新作「幸せの黄色い旗」。中年バスガイドの哀愁をコミカルに描いた、笑いと感動の一席でした。

直筆のネタ帖はこちら。

以下は当日のアンケートです。
●仕事帰りに偶然チラシを見かけ、初めて寄席を見ました。お話が面白い‼ 勢いがすごい!! チョイスされる話がいいお話なのも、いいです。憲法前文の噺も聞いてみたくなりました。(川崎市・喜多様)
<また貞友先生とご相談して企画も考えていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。>
●①お話の中で鳥肌が立ちました。また絵本が読みたくなりました。②私も職場では中堅。心にささりました。今日もとってもよかったです!(足立区・藤本様)
<それぞれお楽しみいただけて良かったです。>
●一席目と二席目が全く異なるテイストで楽しかったです!(匿名様)
<貞友先生ならではの振り幅が素敵でしたね。>
●講談は2回目ですが、1回目より2回目と良さがわかってきた気がします(葛飾区・岡部様)
<嬉しいお言葉ありがとうございます。今後もどんどん楽しんでください。>
●いっぱい笑って少しホロッとして、今年も楽しい時間でした。(匿名様)
<またのお越しをお待ちしております。>
●幸せの・・・は貞友さんにぴったり!さすが!です。(墨田区・uncle joe様)
<楽しい高座でしたね。また次回が楽しみです。>
●絵本の読みきかせもとても良かったです。(中央区・角田様)
<声優としての顔でも楽しませてくださいました。>
●とても心あたたまるお話で今日も貞友さんのお話をきけて良かったです。(渋谷区・福渡様)
<高座も物語も充実でしたね。>
今回は初めて講談をご覧になった方が多かったようです。
●人生初の講談でした。気づきの多い、良いお話をありがとうございました。(匿名様)
●初めてみせていただきました。情景が目に浮かび、とても楽しめました。(匿名様)
●初めて講談を聞きました。わかりやすかったです。(新宿区・松崎様)
●初めて講談というものを見ましたが、とても楽しく、この時間があっという間でした。(深谷市・佐々木様)
他にもご意見いただきました。
●紙しばいっぽいのよかったです(新宿区・岩佐様)
●大変良かったです。(新宿区・菊地様)
●すばらしい(新宿区・木村様)
皆様、ご協力ありがとうございます。
- 2019/08/18(日) 13:51:14|
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当日の会場はお陰さまで満員御礼、期待と熱気で開演前からハイテンションです。
まずはいつものように陽・昇さんお二人による前説。フリートークから早速の爆笑です。

今回のゲスト一組目はおせつときょうたのお二人。がっちり大柄なおせつさんと小柄でおかっぱ頭のきょうたさんは共に大阪出身。おせつさんの弟は上方落語の桂華紋さんだそうです。今年の漫才新人大賞で優勝した、漫才協会期待の有望株です。フレッシュな高座で笑わせてくれました。

陽・昇さん前半の一席は期待通り爆笑の連続です。「北海道、青森…」も出ました!

中入りを挟んで後半は好田タクトさんです。指揮者のけいたい形態模写で各方面で活躍されています。

客席も巻き込んでの熱演から始まり、小澤征爾、カラヤン、朝比奈隆など、有名指揮者の物真似で楽しませてくれました。現在は落語芸術協会にも所属しているため、寄席で会えます。

そしておしまいは落語漫才「厩火事」。おかみさんが主役となれば、当然昇夫人の大活躍です。緻密なネタとスピード感に圧倒されながらも、最初から最後まで笑いっぱなしでした。

今回のネタ帖はこちら。

当日のアンケートのご紹介です。
●陽・昇さん 今日もつかみがサイコーでした! おせつときょうたさん、すでにバレてるとこおもしろかったです! 陽・昇さんのE席のくだり笑いました♡ あと陽・昇さんの奥さんが保険屋のくだりもおもしろかったです(笑)(新宿区・アンドレ・ドラゴンモンド様)
<楽しんでいただけて嬉しいです。ありがとうございます>
●まだまだ進化してる! キレッキレ、あきさせない。ブログコメントの申込なんとかしてください(笑)(福田様)
<ブログコメント申込につきまして、ご意見ありがとうございます。>
●2年ぶり(?)に来られてうれしかったです!2年分笑えました~☆ タクトさんもはちゃめちゃでおもしろかった(笑)(飯塚にゃん様)
<久々のご来場、ありがとうございます。また近々よろしくお願いします。>
●おもしろかったです。ほかの方も新鮮で楽しみました。お二人の息が合って、さすがお見事です。また見に来ます。(江東区・てつ様)
<ゲストの方も楽しみな会ですので、またのご来場お待ちしております。>
●陽・昇さんもいつもながら面白かったけど、好田さん、おせきょうさんも面白かった(好田さんはめずらしい芸を見た感じ)(北区・高橋様)
<好田さんのパフォーマンスは貴重ですからね。楽しんでいただけて何よりです。>
●すごく楽しくて、いっぱい笑いました。ゲストの人も最高でした。内容のめっちゃ濃い2時間でした。(板橋区・ごえもん様)
<笑いっぱなしの二時間でしたね。>
●いつも楽しくみさせてもらって嬉しいです。ゲストも楽しいです。(萩原様)
<ありがとうございます。次回も是非いらしてくださいね。>
●相変わらず楽しい会でした。(中野区・米澤様)
●楽しみにしてます!! 毎回新人さんおもしろいです。次回も超楽しみにしてます。(中野区・米澤嫁様)
<毎回ご夫婦でありがとうございます。>
●毎回元気をいただいています。本当に楽しいひととき、帰りの足取りも軽くなります。(小平市・OMS様)
<明るく楽しい気持ちでお帰り頂ければ本望です。>
●今日のゲストは大変楽しかった。好田タクトさん、おせつときょうたさん、良かったです。宮田陽・昇さんもいつ聞いてもおもしろいです。(千葉市・豊島様)
<次回も漫才、ゲストとも期待してください。>
●4月に観覧以来3ヶ月振りに来る事が出来、大変楽しい時間をありがとうございました。(柏市・米澤様)
<毎回のご来場ありがとうございます。>
他にもたくさんのご回答をいただきました。
●また宮田陽・昇さんを観たいです。(千代田区・岡本様)
●たくさん笑いました! これからもがんばってください。(みひら様)
●おもしろかった。今年もう一度見たい(浜名様)
●毎回大笑いです。(杉並区・萩原様)
●大笑いでした!(杉並区・末次様)
●みなさん面白かったです(小山市・絵玲奈様)
●毎回楽しみにしてます。(新宿区・若尾様)
●ブラボー!(川崎市・黒澤様)
●面白かったです!(世田谷区・渡部様)
●いつも楽しいです(江東区・NORI様)
●楽しかったです。久しぶりに笑いました。(小諸市・米澤様)
●今日の話だがとてもおもしろい。(千葉市・秋山様)
●宮田さん、おせつときょうたがおもしろかったです。また楽しみにしています。(匿名様)
●陽・昇先生とても良かったです。ずっと笑いどおしでした。(匿名様)
●めちゃくちゃおもしろかったです!!(匿名様)
●おもしろかったです(匿名様)
●沢山笑いました(大田区・匿名様)
今回もたくさんの皆様にアンケートにご協力いただき、本当にありがとうございます。
- 2019/08/11(日) 14:28:23|
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6月17日は春風亭朝之助さんの会でした。
一席目は「猫と金魚」。無骨そうな番頭さんの粗忽な奇行が笑いを誘います。

二席目は「壺算」。初めは調子のいい店の男が、熊さんの口車に乗せられて次第にこんがらがっていく様が滑稽です。

三席目はネタ出しの「転宅」。間抜けな泥棒に焦点があたり、これも楽しい一席でした。
中入りを挟んでトリの一席は「明烏」でした。うぶで頑なな若旦那とちょっと凄んで見せる源兵衛と太助。若手の朝之助さんならではの、それぞれの登場人物が若くて瑞々しい高座でした。

当日のネタ帖はこちら

を手に一枚。

たっぷり4席、あっという間の充実のひとときでした。
以下は当日のアンケートです。
●いつもパワフルな朝之助さん。「壺算」はもう朝之助ワールド全開でした!圧が強いキャラクターは最高です(第1回も拝見しました。4席堪能いたしました!! また是非!(目黒区・紺屋高尾様)
<ご満足いただけたようで良かったです。またのお越しをお待ちしております。)
●たっぷり4席楽しみました。「転宅」、また聴いてみたいです。「壺算」、好きです。今後の更なるご活躍を!「明烏」、良かったです!(イッチョーケンメー様)
<聴きごたえのある4席でしたよね。我々も見ていて嬉しくなっちゃいました。>
●朝之助さんは座るだけで落語の雰囲気がある。昔から注目していました。物腰も芸人らしくてGoo!(男は愛嬌、女は度胸!?)今後大きく化けると信じています。期待しています!(横浜市・黒田様)
<当会をはじめ、引き続き応援よろしくお願いします。>
●とてもたのしい時間をありがとうございました。ネタおろしの「転宅」も良かったです。朝之助さんらしい熱演これからもたのしみにしております。(板橋区・篠澤様)
<楽しんでいただけて何よりです。またご出演いただきますのでよろしくお願いします。>
●「明烏」の熱演、楽しませていただきました。又の高座を楽しみにしています。(目黒区・山内様)
<楽しんでいただけて良かったです。またのご来場お待ちしております。)
●初めて寄席を観に来ました。またよせていただきたいと思いました。(東京都・匿名様)
<当会は毎月開催ですので、またお気軽にお越しください。)
●初めての寄席、楽しませていただきました。ありがとうございました。(埼玉県・和久津様)
<こちらこそありがとうございます。またいらしてくださいね。)
●又、きます!(川崎市・ぐうにゃん様)
<お待ちしてます!>
- 2019/07/07(日) 17:36:48|
- 十七日寄席記録
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5月17日の十七日寄席は100回記念の会を開催しました。
当日は晴天に恵まれました。会場のマツヤサロンからはお社の向こうにみごとな青空が望めました。

お祝いのお花もいただきました。

まずは世話人の大友浩がご挨拶

演芸の始まりは神田春陽先生で「め組の喧嘩」。おなじみの美声と名調子で江戸の粋を聴かせてくださいました。

続いてのご登場は桂小すみさんです。一年間の前座修行を終え、この四月から音曲芸人として寄席の高座に上がっています。変わらず見事な三味線と楽しいおしゃべりと唄で楽しませてくれました。

落語は桂やまと師匠。この日は記念のおめでたい会ということで、演目は「妾馬」でした。

中入りを挟んで後半は浪曲の瑞姫先生です。二代目市川團十郎にまつわる「亀甲縞治兵衛」を口演。会場に声が響き渡ります。

主任は宮田陽・昇のお二人です。もちろん最初から最後まで笑いの渦でした。このポーズ、何してるかわかりますよね?

神田春陽先生の発声による三本締め。ご来場のお客様にもお手を拝借。ありがとうございました。

百回を記念して、第一回から毎回つけているネタ帖の縮刷版を作成。当日の分も貼り込んでご来場の皆様にお持ち帰りいただきました。

今回のネタ帖はこちら。

当日のアンケートです。お祝いの言葉をたくさんいただき、ありがとうございます。
●百回記念という事でおめでとうございます。皆さん力演ですばらしいです。(東金市・川端様)
●百回記念にふさわしく実力者揃いで最高の夜。大変楽しくたくさん笑わせてもらいました!(豊島区・こんゆう様)
●百回記念おめでとうございます。会場及びこの様な企画がある事を初めて知りました。とても楽しい時間を過ごせました事、うれしかったです。次回は娘と参加したいと思います。(江戸川区・中川様)
●百回記念おめでとうございます。毎回楽しい時間を過ごさせていただいております。これからも10回、20回と回を重ねられん事を願っています。(目指せ、まずは200回)楽しいひと時をありがとうございます。(葛飾区・宮嵜様)
●100回記念おめでとうございます。毎回楽しませて頂いております。本日も楽しいひとときを有り難うございました。(葛飾区・宮嵜様)
●桂小すみさんの三味線と小唄、長唄、昨年より一段と味があるように思います。桂やまとさんすごく楽しく聴くことが出来、又、次を期待します。宮田陽・昇さん最高です。(さいたま市・藤田様)
●どの演目も素晴らしく、良い時間を過ごさせて戴きました。発声・間の取り方等々、朗読・語りに参考にさせられることばかりで、本当に伺ってよかったです。(府中市・湯浅様)
●すごく良かったです。講談、落語、浪曲、漫才...魅力のオムニバス寄席でした。徳川吉宗の時代を、二代目団十郎の時代を、令和の時代に笑う豊かさ。いつの時代も、笑い、ユーモアさえあれば生き抜ける!! 小6長男も大喜びでした(小4次男は小喜びで眠る...)。これからの十七日寄席も楽しみです!ありがとうございました。(小平市・森村ファミリー様)
●いろいろな方が出演して大変楽しかった。(千葉市・豊島様)
●初めて聞かせてもらいました。楽しいひとときでした。(東金市・川畑様)
●本日は代理でうかがいました。私も小すみさんのファンです。皆さん良かったです。(取手市・サイトウマリ様)
●素晴らしい演者・演目で大いに笑えました。ありがとうございました。(市川市・小山様)
●pay pay か楽天payが使える様にしてください。出物は very good でした。(西宮市・松本留五郎様)
- 2019/06/01(土) 17:17:49|
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みなさんこんにちは。世間は何かと「平成最後の」と盛り上がっていますが、十七日寄席は宮田陽・昇のお二人でした。
まずは陽・昇お二人の前説から。爆笑でしっかりと客席を温めます。

番組のトップバッターは、おちもり。関西弁で突っ込む越智さんと標準語だけど鹿児島出身の森さん、二人合わせて「おちもり」ですね。若手の漫才大会で優勝したという実力の持ち主で、たくさん笑わせてくれました。この日は選挙直前で演説の車が多かったのですが、漫才の途中に聞こえてくる声も見事に笑いに取り込んでいました。

続いて陽・昇さんの前半戦。新年号へ向けて話題ももり沢山、あいかわらず絶好調の漫才です。

中入りを挟んで後半は、なぞかけでお馴染みのねづっちさんの登場です。シャレの応酬でこちらも絶好調、さすがの貫禄で爆笑の連続でした。最後は客席からお題を頂いてのなぞかけも披露。

襟に手をかける「ねづっちです」のポーズもたくさんやってくれました。

そしてトリは再びの陽・昇さん。今回の演目は「平成」です。残りわずかとなった平成を、元年から順に出来事を紹介しつつの爆笑漫才です。いつもながら見事な漫才でした。
おまけの一枚は終演後。お疲れ様でした。

(最高最高~)
ネタ帖はこちら

以下は当日のアンケートです
●生で初めてみましたが、かけあいが自然でとてもおもしろいです。(新宿区・木川田様)
●息子に誘われ初めて参加させて頂きました。久しぶりに楽しく大笑いさせてもらいました。(柏市・米澤様)
●初めて寄席を観ましたが、とても近くで、ライブの空気感を感じることができました。(朝霞市・東方様)
<生の舞台でテレビと違う臨場感を味わっていただけて良かったです。またのご来場をお待ちしております。>
●いつも楽しい会で、今日も楽しかったです。7月も楽しみです。(中野区・米澤様)
●いつも楽しく見させていただいています。今日もキレてました!! また七月楽しみにしています。(中野区・米澤様)
<毎度ありがとうございます。5月もお待ちしてますよ!>
●とても楽しかったです。ストレス解消できました。(新宿区・近藤様)
●新年度、仕事でストレスフルな日々ですが、楽しいひと時を過ごすことができました。ありがとうございました。(江東区・高田様)
<生の高座を見て笑うことはストレス解消にもってこいですよね。>
●平成がまもなく幕を閉じ、令和になる今、旬なネタづくしで笑いが止まらなかったです。これからもおっさんを笑わせてください。(和光市・木戸様)
<みごとな平成振り返りでしたよね。今後ともよろしくお願いします。>
●平成最後に大笑いさせてもらいました。「おちもり」さんをもう一度きちんとききたいです。(新宿区・Sato.Co様)
●おちもり、はじめて拝見しましたが、おもしろかったです。これからがたのしみですね。ねづっちさん、モロ君おもしろかったです。さすがです、安定感ありますね。(中野区・一柳様)
●ねづっちはすごいですね。(横浜市・渡辺様)
●大変楽しかったです。宮田陽・昇もいつもおもしろいネタで楽しませてくれて、ねづっちもおちもりも良かったです。(千葉市・豊島様)
<ゲストのお二組は今回も大好評でした。漫才協会の底力を感じます。>
●笑いがとまらなかった。チリの勉強にもなります。秋田、広島、中国、アメリカ…。あと、政治学も。次回も参加します。(小平市・OMS様)
<幅広いネタも陽・昇漫才の魅力ですよね。>
●日本で最高の漫才でした。おそらくやすきよに追いつけるのでは… 今年の正月の寄席で見たのですが、激はまりです。(匿名様)
<はまっちゃいましたか。まずは5月、そして7月もお待ちしてますね。)
以下のコメントも頂戴しております。
●「平成」漫才はスペシャルな感じがあって楽しかったです。(匿名様)
●毎回面白いです(杉並区・萩原様)
●たくさん笑った(つくば市・柏木様)
●たくさんテレビに出てください。(千葉市・秋山様)
●おもしろかった~(朝霞市・パオホッタ様)
大勢の皆様にお答えいただきまして厚く御礼申し上げます。
- 2019/04/30(火) 13:44:11|
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3月17日は入船亭扇蔵師匠の会でした。穏やかな春の午後、たくさんのお客様で客席はいっぱいになりました。

今日は扇蔵師匠お一人で四席ということで、まずはおなじみ「子ほめ」から。噺はトントンとテンポよく進み、さわやかな笑いで満たされました。

続けてもう一席は「寝床」。マクラでは師匠と大師匠から「歌は大事」と言われた話が出ました。扇遊師匠は歌が得意ですし、扇橋師匠も歌うのが大好きな方でした。悪声の旦那と周りの人たちとのかけひきが楽しい、爆笑の一席でした。

中入りを挟んでの後半は「浮世床」から。夢の話でワッと盛り上がって、四席目は「ねずみ」。この噺は大師匠・入船亭扇橋師匠の十八番で、一門のお弟子さんはじめ多くの後輩に受け継がれています。人情と笑いと、牧歌的な面も持ち合わせ、扇蔵師匠ならではの素敵な高座でした。

当日のネタ帖はこちら

以下は当日のアンケートです。
●大いに笑い、感動し、泣かせて頂きました。本当にありがとう存じました。(さいたま市・八島様)
<笑って泣いて、大忙しでしたね(笑)。楽しんでいただけて何よりです。またお越しくださいませ。>
●たいへん濃い時間でした。扇蔵さんのテンポ、表情とても印象的でした。また次の機会があればぜひ参加したいと思います。(上尾市・白石様)
<扇蔵師匠にはまたご出演いただきますので、ご来場お待ちしております。>
●“ねずみ”ひさかたぶりにききました。ケッコーでした!(渋谷区・大住様)
<今の扇蔵師匠は今しか見られないですからね!>
他にもいろいろいただきました。
●寝床がよかった(堀口様)
●4つ共面白かったです。(渋谷区・中田様)
●「ねずみ」、もうひといき…(世田谷区・Delta様)
●楽しい時間をありがとうございます。(目黒区・渡辺様)
●久々のお話、感動しました(世田谷区・斉藤様)
以上、皆様ご協力ありがとうございます。
- 2019/03/23(土) 14:58:16|
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2月の十七日寄席は桂やまと師匠の独演会でした。おだやかな日差しの日曜とはいえまだ厳しい寒さの中、熱心なファンの皆さんがお集まりくださいました。
一席目はチラシでも告知のあった「紙入れ」。怯える新吉に動じないおかみさん、後半は旦那も相まって、艶っぽいながらも大笑いの一席でした。

続けての二席目は「花見の仇討」。まだ速水には時期が早いのですが、少し季節を先取りするのも落語の粋な魅力です。楽しい花見の趣向を思いついたまではいいのですが、うまくいかないのが落語の常。すったもんだの大騒ぎをやまと師匠が楽しく演じてくださいました。
中入りをはさんでの後半は、冬の代表的な大ネタ「ねずみ穴」です。田舎から出てきて成功を収めた兄と、それを頼ってきた弟。2人の複雑な状況と心理を端的に描き出した名作で、ジェットコースターのような展開にこちらも身を乗り出します。充実、満腹の高座でした。

今回のネタ帖はこちら。

以下は当日のアンケートです。
●日曜出ないと来られないので今回初めておじゃまさせていただきました。大神宮様をゆっくり参拝して、境内でひと時を過ごして、そののち落語で楽しむというぜいたくな時間を満喫しました。また日曜が17日にあたる事があれば来たいと思います。(はあとまま様)
<十七日寄席の楽しみ方の真骨頂ですね!楽しんでいただけて何よりです。またのご来場をお待ちしております。>
●今回もとても良かったです。「ねずみ穴」出色でした。次回も楽しみにしています。(目黒様)
<毎回のお運びありがとうございます。五月の100回記念も是非いらしてください。>
●また「代書屋」が聴きたい(お伺いのおばさん)
<「代書屋」、爆笑ですよね。またどうぞお越しくださいませ。>
皆様、ご協力ありがとうございました。
- 2019/02/26(火) 21:20:12|
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